催眠との出会い❗
私が催眠と出会ったのは約10年位前です。
勿論「催眠」という言葉は知っていましたが、それはテレビとかで行われている「あなたは犬にな~る」とかの「ショー催眠」とかでした。
ここで言う「催眠」とは「ショー催眠」とかではなく「医療催眠」「精神分析学」「精神心理学」の世界です。
何故、私が催眠に興味を抱いたのか?
何故、私が催眠を必要としたのか?
その答えは簡単です!
『人は弱い』と言う結論が自分の中で見えてしまったからです。
それが見えてしまった以上、見て見ぬふりは出来ません。
私は趣味で格闘技を観たり、習ったりしています。
格闘技をやっていれば多少のトラブルなど力ずくで解決も可能です。
だが、それは中学生や高校生レベルの考えであって大人の「強い」「弱い」は別の所にあります。
実際に格闘技の世界でも
練習(道場)では強いが、
本番(試合)では弱い選手を沢山観てきました。
私は最初の頃
「この選手は体調が悪かったのかな?」とか
「相手選手との相性が悪かったのかな?」とか
「少し油断したのかな?」と思っていましたが、原因は全く違う所にありました。
「本番になると緊張する」
「周りの声に影響され本来の力が発揮出来ない」
「プレッシャーに押し潰される」等の心の問題でした‼
勿論、技を磨く技術的な練習も大事ですが、それと同じように心の練習「メンタルトレーニング」がとても大事なのです!
私は最初に「人は弱いと結論が出た」と言いました❗
まず、その事を理解し受け入れなければ先には進めません。
ある有名な格闘技の先生も言っていました。
「今まで沢山のチャンピオンをやって育ててきたが、リングを降りて強いチャンピオンは居なかった。ヤクザにビビったり、金に流されたり。強い選手を育てられても強い人間は育てられなかった」と。
どんなに綺麗な箱でも中身がカラッポでは何の価値も意味もありません。
格闘技の世界の例で話しましたが、これって普通の日常生活でも同じ事が言えると思いませんか?
周りにもいませんか?
外見だけ着飾り中身のない人?
威圧感だけで押しきる人?
表面だけしか解っていないのに肝心な中身の問題を追求しないで解ったかの様に思ってる人?
この事から、私自身も含め、本当の強さを求めなければならない!と危機感を持ったからです。
カナダの心理学者エリックバーンの言葉で
『過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる』
と言う名言があります!
変わるのは、周りではない。自分である。
変えたいのは、過去ではない。未来である。
そこから私は、『催眠』や『精神分析心理学』に興味を持ち、フロイトやユングやミルトンエリクソン等の世界に興味を持ちはじめていきました‼